日本酒の種類って? ~特別酒編~
皆さんこんにちは!くりちゃんです!
だいぶサボってしまい、平成から令和になってしまいました...
今月から気を取り直して、できるだけ多く上げていきます‼
前回は本醸造酒について書いていきましたね(だいぶ前ですが...)。
sakelovelog1001.hatenablog.com
1.なにが特別なのか?
そもそもなにが特別なのでしょうか?吟醸酒・純米吟醸酒とは何がちがうのでしょうか?
はっきり言って明確な違いというものはございません。特別純米酒と純米吟醸酒は精米歩合60%以下で原料が米・米麹・水で、特別本醸造酒と吟醸酒は精米歩合60%以下で、米・米麹・醸造アルコール・水で、精米歩合や使用原料に変わりはありません。
なので結局のところ、条件を満たしていればどちらも名乗れるのです‼あくまで造り手がお酒の特徴を伝えたいときに名称を使い分けているのです。
2.特別純米酒・特別本醸造酒の特徴のおさらい
使用原料が米・米麹・水であり、精米歩合60%以下または特別な醸造方法
使用原料が米・米麹・醸造アルコール・水であり、精米歩合60%以下または特別な醸造方法
気になるのは特別な醸造方法。一体どういったものなのでしょうか。
3.特別な醸造方法
純米または吟醸であるが"ある特別な醸造方法をとっている"ために特別純米酒・特別本醸造酒と名乗っているが、その特別な醸造方法は例えば、木槽による搾りを行っている醸造方法とか、低温長期発酵。また、同じ蔵内で造られている純米吟醸酒・吟醸酒と比べて、明らかに原料に差異がある場合に特別純米・特別本醸造の表記がされることもあります。しかし、何をもって「特別な醸造方法」とするかの明確な基準はなく、各蔵の裁量に任されているのが実情です。
「吟醸香」と呼ばれる華やかで甘い香りをイメージしてほしいがため、純米吟醸酒・吟醸酒と名乗ったり、
純米らしいまたは本醸造らしいボディのある味わいを残しているため「純米」または「本醸造」のイメージで飲んでもらえるように特別をつけます。
4.終わりに
今回は特別純米酒・特別本醸造酒について掘り下げていきました。
その蔵で造られている純米吟醸酒、吟醸酒、に比べこだわりのある醸造方法をしているのが特別酒なのではないかと感じてます。
もし、特別純米酒・特別本醸造酒を見かけましたら、何にこだわっているのかラベルや酒蔵さんのホームページを見たり、酒屋さんに聞いてみるのもいいですねw
今度は普通酒について書きます!次は早めに上げる努力をします。
5.おまけ
4月に飲んだ日本酒の種類は15種類でした...
最近は飲む機会が減ってしまってます。そんな中でも特にほかの方にも飲んでもらいたい日本酒を3種類紹介します‼
是非見かけたら飲んでみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。ブックマーク・フォロー・コメントくれると喜びます!
くりちゃん
日本酒の種類って? ~本醸造酒編~
皆さんこんにちは!くりちゃんです。
最近気温差が激しくて体が追いつきません(><)
皆さんは体調は大丈夫でしょうか?
前回は純米酒について書いていきました。
sakelovelog1001.hatenablog.com
その中で日本酒は大きく分けると純米酒、本醸造酒、普通酒に分かれると書きました。
今回は本醸造酒について書いていきます!
1.そもそも本醸造酒とは
日本酒の原料は水、米(精米歩合70%以下)と麹、それに醸造アルコールを添加(本醸造酒・特別本醸造酒に添加できる醸造用アルコールは、原料となる白米の総重量の10%以下に定められています)したものを「本醸造酒」といいます。醸造アルコールを添加する目的は味わいの調整や品質の劣化防止のためで、原料はサトウキビやトウモロコシ、米などを発酵させて蒸留精製した強いアルコールです。これらを加えることにより、スッキリとキレのある味わいに仕上がります。
2.醸造アルコールの歴史
醸造アルコールを添加し始めたのは江戸時代からだそうで、その頃は醪の劣化や腐敗をふせぐために投入していました。
戦後の食糧難の際には、お米の使用量を少なくして醸造アルコールを多めに添加し、不足した味わいを補うために糖類・酸味料を添加した三倍増醸酒というものが誕生しました。食糧難から開放されたバブル期にも大手メーカーが大手を振って製造していました(2007年の酒税法改正により三増酒は禁止されています)。
3.醸造アルコールを添付するメリット
・酒質が安定する
醸造アルコールは酒質が変化しないので、全体的に変化しにくくなります。
・味に透明感が出る
・吟醸香が立ちやすくなる
香り成分は水よりアルコールに溶けやすいため、アル添することにより香りを強調させます。
・もろみの発酵を止める
アルコール度数が高くなると酵母が死滅し醗酵がとまる
・酒の増量
これが醸造アルコールを添加する主なメリットです。ですが、メリットでもある酒の増量が悪いイメージを持たれてる方が多く、本醸造酒や吟醸酒、大吟醸酒を嫌う方が多くいると感じます。
ですが今の醸造アルコールを添加した日本酒は純米酒に比べ、淡麗でまろやかなものが多いのが特徴です。さらに特別本醸造酒となると、米をさらに磨いているため、スッキリと雑味のない味わいになります。全般的に味のバランスがよく初心者にも飲みやすいのが魅力となっています。
さらには全国新酒鑑評会(1911年に始まり、現在も続いている日本酒の新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的とする会)に出品する酒は、醸造アルコールを入れた大吟醸酒でなければ入賞しないといわれています。それはひとえに吟醸らしい華やかなフレーヴァーと切れのある酒が評価されるからだそうです。
それだけいまの今の醸造アルコールを添加した日本酒は進化しているのです!
4.吟醸酒・大吟醸酒
吟醸酒や大吟醸酒は本醸造酒と同じく水、米、米麴、醸造アルコールを使っています。吟醸酒・大吟醸酒・本醸造酒の違いは、精米歩合の大きさにあります。
本醸造酒は精米歩合70%以下なのに対して、吟醸酒は60%以下、大吟醸酒は50%以下でなければ名乗れないという決まりがあります(特定名称酒)。
吟醸酒は「フルーティー」、「華やか」などと表現されることが多いです。大吟醸酒は、吟醸酒に比べてより米を磨いているので、さらに雑味が少なく、クリアな味わいのお酒が多いとされています。
5.特別本醸造酒
米、米麹、醸造アルコール、水を原料とし、精米歩合60%以下で、吟醸造りとは違った造りで、原料や製造方法について客観的に優れているものを「特別本醸造酒」と言われています。醸造アルコールを添付しているところが特別純米酒と違うところです。特別純米酒・特別本醸造酒は少しややこしいので、次回詳しく書いていきます。
6.終わりに
今回は本醸造酒について書いていきました。正直自分もあまり本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒を飲んでいませんでした(だからと言って醸造アルコールに苦手意識を持っているわけではございません)。これをきっかけに本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒を飲んでいきます。皆さんも醸造アルコールに苦手意識を持たず飲んでみてはいかがでしょうか?日本酒の世界がもっと広がるかと思います。
<今回ご紹介した日本酒>
どれもおいしいので見かけたらぜひ‼
最後まで読んでいただきありがとうございます。ブックマーク・フォロー・コメントくれると喜びます!
くりちゃん
日本酒の種類って? ~純米酒編~
こんにちは、くりちゃんです。
4月から新入社員となり1週間。バイトとは違った責任感で疲れ果ててしまい、なかなかブログが書けませんでした。申し訳ございません。m(_ _)m
今回は日本酒の種類について書いていき、その中でも純米酒について書いていきます(日本酒の種類は純米酒編、本醸造編、普通酒編の3つに分けて書いていきます)。
1.そもそも純米酒とは
日本酒は、作っていく過程にお米を削る作業があり、その削らる度合い(精米歩合)や製造方法、香味などの要件を満たすと「特定名称酒」として、吟醸酒、純米酒、本醸造酒等に分類されます。特定名称酒でないものは「普通酒」とされます。
特定名称酒の規定でややこしいのが二つあり1つは、精米歩合の設定が「〇%以下」としか定められてないこと。2つ目は特別純米酒と純米吟醸酒、特別本醸造と吟醸酒が同じ規定となっていることです。わたくしたち消費者にはわかりにくい規定になっています。(特定名称酒につきましては、あくまでも原料・製法の規定で、香味や味わいの特徴を正確に説明できるものではありません。)
その中で「純米酒」とは、米と米麹、水だけで造られ、精米歩合に規定がない日本酒のことを指します。純米酒に精米歩合に規定がつくことで純米吟醸酒、純米大吟醸酒になっていきます。
2.純米吟醸酒・純米大吟醸酒とは
「吟醸造り」で造られた純米酒のことを「純米吟醸酒」、「純米大吟醸酒」と呼びます。より精米した白米を低温でゆっくりと発酵させることで、「吟醸香」と呼ばれる特有の香りを持つように造る製法が、吟醸造りです。
ただ、純米吟醸酒・純米大吟醸酒と名乗る場合は、精米歩合に条件が定められています。
純米吟醸酒の精米歩合は、60%以下。純米大吟醸酒の精米歩合は、50%以下に規定されています。つまりは、純米大吟醸酒の方が、より多く米を磨いて造られるお酒ということです。
3.特別純米酒とは
「特別純米酒」とは文字通り、吟醸造りでない特別な製法で造られた純米酒です。特別な製法と定義されていますが、実はその製法に明確な基準はありません。代表的なものには「長期低温熟成」「木槽しぼり(新酒をしぼる際に、木製のしぼり機を使用する)」などがあります。また、原料の米が「有機米のみ使用」、「山田錦100%使用」といった場合でも、特別な製法として認められているそうです。
「特別な製法」は酒造の裁量に任されている分、その酒造の特徴が出やすい面があります。また、特別純米酒と名乗るには、なぜ「特別」なのかが分かるようにラベルに表示しなければなりません。特別純米酒を見つけた際にはラベルに注目してみると、その酒造がどのようなことに力を入れているのかが分かり、お酒選びの参考になるかもしれません。
以上が純米酒についての説明でした。純米酒は米と水だけで造られていますので、お米の味わいをストレートに感じることができます。またお米に合う料理全般にもマッチします。和食はもちろん、中華料理や洋食、肉料理や魚料理などあらゆる料理との相性が良い日本酒です。
これをきっかけに純米酒の飲み比べや食事とのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
<今回紹介した日本酒>
・岐阜県 蔵元やまだ 純米玉柏
・福岡県 旭菊酒造 旭菊 大地 特別純米
この中で私が一番好きなのは大地ですね。私は燗酒が好きなのでこれを温めたのが好きです!熟成させても美味しいです!
次回は本醸造酒について書いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!ブックマーク・フォロー・コメントくれると喜びます!
きっかけの日本酒と日本酒とは
皆さん、こんにちはくりちゃんです!
今回から日本酒の紹介をしていきます!
今回紹介するのは奈良県にある油長酒造さんの風の森 露葉風80% 純米しぼり華 無濾過無加水 生酒 です‼︎
奈良県の酒米「露葉風」というもので造られた日本酒です。「露葉風」は古くから奈良県の酒米として指定・認定されてきましたが、作り手が少なく県内の蔵で、この「露葉風」を使用して酒造りを行っている蔵は、数蔵しかなく、貴重な酒米です(酒米についてはのちのち書いていきますね)。
自分が大学2年になり、オシャレなお店で飲みたいな〜と、いろんなお店を探してたとき、純米酒専門のスタンディングバーというものを見つけました。そこでこの風の森を飲み、日本酒を初めて美味しいと感じました!スッキリとした味わいに甘みもあり、バランスのとれてた日本酒です!そこからいろんな日本酒を飲み、今に至ります(^-^)
今でもそのお店はよく行きます!(こちらものちのち紹介しますね!)
〜そもそも日本酒とは…〜
日本酒とは、米と米麹と水を主な原料とする清酒のことで、日本特有の製法で醸造されたお酒です。醸造酒に分類されます。
酒税法による定義としての日本酒は、アルコール分が22度未満で米、米麹及び水を原料として発酵させて、こしたもの。また、米・米麹・水及び清酒かす、その他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの。清酒に清酒かすを加えて、こしたものとされています。
一般的な日本酒のアルコール度数は15~16%です(紹介している風の森は17%で少し高めです)。最近では、女性や若者など軽い酒を好む消費者や、輸出を含めた洋酒との競争に対応するため、アルコール度数がビールよりやや高い程度の6~8%台や、ワインと同程度(10%台前半)の低アルコール日本酒やスパークリングの日本酒も相次ぎ開発・販売されています。発泡日本酒では5%という製品もあります(コンビニでも見かける澪もそうですね^ ^)。
逆に、アルコール度数以外の清酒としての要件を満たしつつ、酒税法上の定義より高いアルコール度数(22度以上)の日本酒を製造することも技術的には可能となっています(酒税法上ではリキュール扱いとなります)。
また日本酒は、原料や精米歩合(米の磨き具合)により、本醸造酒・純米酒・特別本醸造酒・吟醸酒・大吟醸酒・純米吟醸酒・純米大吟醸酒というものに分類されます(紹介している風の森は純米酒です)。最近では純米吟醸酒や純米大吟醸酒が人気ですね(^^)これについては今後詳しく説明していきますね!
このような感じで、自分の飲んだ日本酒の紹介と日本酒について少し触れていきました。まだこれだけじゃ日本酒難しいよ〜(>_<)と思う方が多いと思います。自分もまだ知らないことがたくさんです!少しずつ皆さんと一緒に日本酒のこと知っていけたらなと思います!
次回は日本酒の紹介に加え、純米酒について書いていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ブックマーク・フォロー・コメントくれると喜びます!
初めまして!
初めまして、くりちゃんです。
今日からブログを開設しました!
ここではていすてぃんぐのーとということで、主に自分が今まで飲んだ日本酒の紹介と日本酒のことについて、また月に1回美味しい日本酒を飲めるお店を紹介します!なぜ、ひらがなにしてるかといいますと、日本酒初心者でもわかりやすい紹介にしたいと考えひらがなにしました!
今回は日本酒の紹介ではなく、くりちゃんについて少し書いていきます。次回から日本酒の紹介をしていきますね。
私は今年三月に大学を卒業し、今は整体師として働いております。休みの日にはいろんなお店やイベントで日本酒を飲んでいます。
なぜ自分が日本酒にハマってしまったかといいますと、きっかけは大学2年生の時でした。お酒が飲める年齢になり、いろんなお酒を飲んでみたいなと思い、コンビニでお酒を買ったり、お店で飲んだりしてました。特にお店で飲むことが多く、お酒が飲めるところを調べたところ、オシャレな雰囲気で、日本酒しか置いてないお店を見つけました!(のちのち紹介します^ ^)そこで飲んだ日本酒(これは次回紹介します!)がとても美味しく、そこから日本酒にハマっていきました!
そこからさまざまな日本酒を飲んでいき、味だけでなく、香りや温度、作りや使われている米や酵母などに興味を持ち、最近では日本酒ナビゲーターも取得しました!
そんな自分ですが、よろしくお願いします。
次回から日本酒を一本ずつ紹介していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ブックマーク・フォロー・コメントくれると喜びます!
くりちゃん