日本酒の種類って? ~純米酒編~
こんにちは、くりちゃんです。
4月から新入社員となり1週間。バイトとは違った責任感で疲れ果ててしまい、なかなかブログが書けませんでした。申し訳ございません。m(_ _)m
今回は日本酒の種類について書いていき、その中でも純米酒について書いていきます(日本酒の種類は純米酒編、本醸造編、普通酒編の3つに分けて書いていきます)。
1.そもそも純米酒とは
日本酒は、作っていく過程にお米を削る作業があり、その削らる度合い(精米歩合)や製造方法、香味などの要件を満たすと「特定名称酒」として、吟醸酒、純米酒、本醸造酒等に分類されます。特定名称酒でないものは「普通酒」とされます。
特定名称酒の規定でややこしいのが二つあり1つは、精米歩合の設定が「〇%以下」としか定められてないこと。2つ目は特別純米酒と純米吟醸酒、特別本醸造と吟醸酒が同じ規定となっていることです。わたくしたち消費者にはわかりにくい規定になっています。(特定名称酒につきましては、あくまでも原料・製法の規定で、香味や味わいの特徴を正確に説明できるものではありません。)
その中で「純米酒」とは、米と米麹、水だけで造られ、精米歩合に規定がない日本酒のことを指します。純米酒に精米歩合に規定がつくことで純米吟醸酒、純米大吟醸酒になっていきます。
2.純米吟醸酒・純米大吟醸酒とは
「吟醸造り」で造られた純米酒のことを「純米吟醸酒」、「純米大吟醸酒」と呼びます。より精米した白米を低温でゆっくりと発酵させることで、「吟醸香」と呼ばれる特有の香りを持つように造る製法が、吟醸造りです。
ただ、純米吟醸酒・純米大吟醸酒と名乗る場合は、精米歩合に条件が定められています。
純米吟醸酒の精米歩合は、60%以下。純米大吟醸酒の精米歩合は、50%以下に規定されています。つまりは、純米大吟醸酒の方が、より多く米を磨いて造られるお酒ということです。
3.特別純米酒とは
「特別純米酒」とは文字通り、吟醸造りでない特別な製法で造られた純米酒です。特別な製法と定義されていますが、実はその製法に明確な基準はありません。代表的なものには「長期低温熟成」「木槽しぼり(新酒をしぼる際に、木製のしぼり機を使用する)」などがあります。また、原料の米が「有機米のみ使用」、「山田錦100%使用」といった場合でも、特別な製法として認められているそうです。
「特別な製法」は酒造の裁量に任されている分、その酒造の特徴が出やすい面があります。また、特別純米酒と名乗るには、なぜ「特別」なのかが分かるようにラベルに表示しなければなりません。特別純米酒を見つけた際にはラベルに注目してみると、その酒造がどのようなことに力を入れているのかが分かり、お酒選びの参考になるかもしれません。
以上が純米酒についての説明でした。純米酒は米と水だけで造られていますので、お米の味わいをストレートに感じることができます。またお米に合う料理全般にもマッチします。和食はもちろん、中華料理や洋食、肉料理や魚料理などあらゆる料理との相性が良い日本酒です。
これをきっかけに純米酒の飲み比べや食事とのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
<今回紹介した日本酒>
・岐阜県 蔵元やまだ 純米玉柏
・福岡県 旭菊酒造 旭菊 大地 特別純米
この中で私が一番好きなのは大地ですね。私は燗酒が好きなのでこれを温めたのが好きです!熟成させても美味しいです!
次回は本醸造酒について書いていきます。
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